「虫を誘引しない・しにくい」効果を持つ防虫ビニールシートは、食品工場など虫を寄せ付けたくない場所での使用に用いられています。黄色やオレンジ色といった色味の防虫ビニールシートは、正の走光性を持つ虫に適しており、電球などの光源から発する可視光線に含まれる、360ナノメートル(nm)の波長をピークとする紫外線領域をカーテンで遮断することで虫が光を認識しづらくなり、飛来を減少させる効果が期待できます。主に夜間の防虫対策に使用されますが、昼間に使用すると逆に虫を呼び寄せてしまう可能性があります。濃いグリーンの防虫シートですと昼間の使用でも防虫効果が期待できるほか、害虫忌避剤を生地に練り込んだ生地を使用することで虫を近づけにくくすることができます。ビニデポには様々な色味・特性を持つ防虫ビニールシートを掲載しているため、設置場所や使用時間帯、期待する効果から条件に合ったシートをお選びください。