高熱を発する機械などに非防炎ビニールが触れると引火する危険性があります。防炎素材であれば火元から離すと自己消化性で鎮火しますが、非防炎の場合は火元から遠ざけても延焼し続け、周囲への燃え広がりを引き起こしてしまいます。非防炎の素材はコストパフォーマンスが高いのがメリットですが、公的機関や商業施設、不特定多数の人が出入りする場所など、消防法で指定を受けた場所では防炎認定された製品・素材を使用することが義務付けられており、非防炎の素材の使用は消防署などから指導や是正勧告等を受ける可能性があります。あらかじめ所轄の消防署にご相談ください。