通常のビニールシートは、マイナスの温度になると硬化してしまい、使いづらく、時にはひびが入って欠損してしまうこともあります。一方「耐寒/耐冷」のビニールシートは「可塑剤」というビニールを柔らかく保つ材料を通常のビニールシートより多く含むため、マイナス温度の環境下でも硬化しにくい性質を持ち、柔軟性を維持したままビニールカーテン・間仕切りなどにご利用いただけます。しかし、熱や紫外線により生地内部から染み出した可塑剤が帰化してしまう性質があります。そのため可塑剤を多く含む耐寒ビニールシートを常温や高温の環境下、またマイナス温度でも屋外で使用すると可塑剤が抜けてしまい生地が硬化してしまいます。使用環境や温度に注意して耐寒ビニールシートをお選びください。