おすすめ接着剤ランキング〜接着剤と素材の相性特集〜

接着剤と素材の相性はとっても大事!接着する素材別に接着剤商品をご紹介します!

接着剤がちっとも効かないのはなぜ?

接着剤がちっとも効かないのはなぜ?

接着剤を使って、シートやブロックを接着しようとしたものの、まったく接着できずに剥がれてしまった!という経験はありませんか?
接着剤は種類によって素材との相性や、使い方が異なります。
テントシートやブルーシートといった化繊シートから、綿やナイロンのような布に、鉄、アルミといった金属、アクリルなどの樹脂まで、さまざまな素材に応じて接着剤を選ぶ必要があります。

おすすめの接着剤や、その効果的な使い方についてご紹介します。

2024年7月に大手書店のYouTubeチャンネルで紹介され、知名度が上がった接着剤。
「ウルトラ多用途SUハード」は金属同士を接着し、強い力で引っ張ってもびくともしないその接着力に驚いた方もいるのではないでしょうか。
布を簡単に接着できる「裁ほう上手」は強度もしっかりあって、応急処置のお直しには十分すぎるほどの接着力です。
そして、学校で、家庭で、使ったことがないという方はいないのではないかという「ボンド木工用」。子どもの工作だけではなく、建築にも使われているベストセラー商品です。

では、ビニールシートやブルーシートといった業務用シートにはどんな接着剤が適しているのでしょうか。
たとえば、塩ビと木材を接着することはできるか?と言われると、ピンと来ない方や、まさにそういう接着剤を探している!という方もいるかもしれません。
ビニデポでは、対応素材別に接着剤を探すことができます。

塩ビ(PVC)ターポリンに

ビニールカーテンなどに使用される「ビニールシート」は、塩化ビニル(PVC)を素材としているシートです。塩ビシートや塩ビ製ターポリンの生地同士を接着したい場合には、塩ビに対応しているぺタックスボンドや超強力テントのりがおすすめです。ただしポリエチレン製のブルーシートなどに使用しても接着力が発揮されませんので、注意が必要です。

ポリエチレン・オレフィン素材には

ブルーシート、土木シート、防草シート、土のう袋、フレコンバッグなどに使用されるオレフィン系の素材には粘着テープなどがつきにくいため、PE、PP素材に対応した接着剤を使用したり、チッパカなどの強力な粘着テープなどで貼り合わせるのもおすすめです。

ゴム・ウレタン素材に

天然ゴム・ウレタン、EVAなど、ゴムの種類によっても適した接着剤の成分が異なります。 ゴムと異種素材を接着する際には瞬間接着剤が向いています。2液タイプのエポキシ系接着剤であれば接着力が強く、金属との接着にも適しています。

アクリル・ABS樹脂などに

アクリル専用、ABS樹脂専用の接着剤は、樹脂を溶かして「溶着」するため、強度が得られます。しかし、異種素材とは接着できないため、異種素材との接着には多用途タイプの接着剤を使用しましょう。

金属やセラミックの接着に

鉄(スチール)、アルミ、ステンレスなどは強力な接着剤が必要になります。エポキシ樹脂系の接着剤なら耐熱性・耐水性にもすぐれています。衝撃に強いのは硬化後にゴムのように弾性をもつタイプの接着剤です。「耐衝撃」のように書かれている接着剤を探すと良いでしょう。

石・木材・革などの接着に

木材の接着には、「ボンド木工用」が馴染み深いですね。レザークラフトなどにも使用できますが、水溶性で水には弱いです。皮革用の接着剤の中には溶剤タイプで強力なものも。 石やコンクリートを接着できる接着剤にはアクリル系・エポキシ樹脂系・シリコン系・酢酸ビニル樹脂系といった種類があり、それぞれ特徴が異なります。

接着剤の種類による特徴

アクリル系

アクリル系は硬化時間が短さ、柔軟性の高さなどのメリットがあり扱いやすいだけでなく、濡れた部分にも使用できるため、天候の変化が気になる屋外での使用にも適しています。

エポキシ樹脂系

耐水性に優れており、耐熱性や耐摩耗性も高いメリットがありますが、気温が高いと固まりやすいため、作業場所の室温や、、夏場の気温などには注意が必要です。

シリコン系

シリコン系接着剤は、硬化するとシリコンゴムのように弾性がある接着剤です。衝撃吸収性が高く、温度変化にも強いことから、屋外や水回りで使用するのに適しています。

酢酸ビニル樹脂系

「ボンド木工用」などの一般的な接着剤は、この酢酸ビニル樹脂系であることが多いです。安価で広範囲に使用でき、手軽に使えるメリットがありますが、耐水性や耐熱性に劣ります。

「いろいろあって悩む」「そんなに種類を用意しても使いきれない」という方には、1つでさまざまな素材を接着できる多用途タイプの接着剤をおすすめ!
まずは手軽に使える1液タイプから試してみるのも良いかもしれません。
速乾性がほしいならクイックタイプ。水回りや屋外などの使用環境を重視するなら耐衝撃・耐水・耐熱などの高性能タイプも選べます。

その他にも、各種対応素材ごとに接着剤をお探しいただけます。

【対応素材別】接着剤カテゴリ一覧