垂れ幕印刷シート特集　〜これなんて呼ぶ？幕製品の呼び方まとめ〜

道場、サッカーやフットサルコート、テニスコート、グラウンド、野球場などの競技場で、部活やスポーツチームのサポーターやファン、家族などが観戦する際に、応援のためにみんなで横断幕を掲げることがありますよね。そういった用途の横断幕は、応援幕と呼ばれることがあります。

「◯◯高校剣道部全国大会出場！」といった細長い横断幕を掲げている駅や商店街もあります。

布地や刺繍で手作りした応援幕も良いものですが、ターポリンは意外と安価で、汚れも拭き取りやすいため、ターポリンの応援幕を発注するという方もいらっしゃいます。

横断幕の中では少し小さめのサイズになりますが、バスやトラック、工事用車両のフロントやリア部に、旗のようなものが取り付けられているのを見たことがあると思います。

これは車両幕（車輌幕）などとも呼ばれ、「工事用車両」「災害派遣」「◯◯営業中！」のように、周囲のドライバーや歩行者に対し、専用車両やキッチンカーなどの営業車であることを知らせる目的で使用されます。

懸垂幕の中でも、壁の空きスペースに吊り下げられている幕製品とは異なり、お店の入り口や軒先などに張られて地面に固定されているタイプの幕製品。そのまま店頭幕と呼ばれたり、日除け幕・日除け暖簾（のれん）とも呼ばれ、日よけや風よけの効果があります。

屋号やロゴなどを印刷して看板がわりにしたり、期間限定商品のお知らせなど、来店するお客様や通行人に対して宣伝をするのに使用されます。

インターネットの広告バナーなどで名称が広まりましたが、本来は「旗」や「のぼり」全般のことをバナーと呼びます。

通りの照明などの支柱に掲げられた、お祭りなどの催しの旗や、大きな劇場・コンサートホールやドームに向かう道すがらに掲げられている道案内の旗などもバナーと呼ぶことができます。

テーマパークやアミューズメント施設などでは三角形などのデザイン性がある装飾バナーが設置されていることもあります。

懸垂幕のように壁に吊り下げる布製品をタペストリーと呼びます。どちらかというと模様やイラストなどの絵柄が入ったインテリア製品を指すことが多いですが、屋外で使用する広告用懸垂幕も、タペストリーと呼ばれることがあります。

最近では紙よりも劣化しにくく破れる心配がないということで「布ポスター」と呼ばれる布製のポスターが人気で、絵画やキャラクターが描かれているグッズが販売されたり、自作する人もいます。
これをポスターとして画鋲やフレームで飾るのではなく、吊り下げるフックやロープをつけるとタペストリーとなります。